Triarthrus / トリアルツルス, トリアルトルス
Triarthrus (トリアルツルス)は、Ptychopariida (プティコパリア目)の中のOlenina (オレヌス亜目)、Olenidae (オレヌス科)に属しており、縦長の体に多くの節と小さな眼および尾板をもつ、見た目はとても地味な三葉虫の種類です。この科の仲間としては、イギリスから多く産出するOlenus (オレヌス)やカナダからのWujiajiania (ウジアジアニア)などが知られています。
Triarthrus (トリアルツルス)は、主に北米や北欧のオルドビス紀の地層から産出し、軟体部が保存され三葉虫の生態研究に大きな貢献をしたT.eatoni (トリアルツルス イートーニ)の他、同様な構造を持つT.beckii (T.ベッキイ)、長い3本のaxial spine (軸棘)が印象的なT.spinosus (T.スピノスス)などがいます。
※ Triarthrus (トリアルツルス)のうち、脚や触角などの軟体部が保存されている標本は、"脚付き三葉虫"のページで販売しております。
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Triarthrus spinosus | |
| トリアルツルス スピノスス | ||
| 【TRT-005】 | ||
| オルドビス紀中期 | ||
| Utica Shale | ||
| Holland Patent, New York | ||
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USA | |
| 本体 : | 縦2cm(棘を含まず) x 幅1.5cm | |
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母岩 : | 7cm x 5cm |
| 価格 : | ￥9,333 (税込￥9,800) | |
| 特記 : | Charles Walcott(C.ワルコット)が採掘していた場所の一つからの、驚くべき棘を持つ種類の標本です。 | |
| 残念ながら、左側が母岩剥離により少し欠けてしまっていますが、母岩割れはありません。この標本も頭部には長い頬棘に加え、中央からも長い棘の痕跡、胸部には3本の軸棘が明確に観察できます。また一部は黄鉄鉱化しており、その輝きも標本の迫力を増しています。 | ||
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Triarthrus spinosus | |
| トリアルツルス スピノスス | ||
| 【TRT-004】 | ||
| オルドビス紀中期 | ||
| Utica Shale | ||
| Holland Patent, New York | ||
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USA | |
| 本体 : | 縦1.7cm(棘を含まず),縦1.5cm(露出部分のみ) | |
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母岩 : | 18cm x 9cm |
| 価格 : | ￥16,571 (税込￥17,400) | |
| 特記 : | Charles Walcott(C.ワルコット)が採掘していた場所の一つからの、驚くべき棘を持つ種類の標本です。 | |
| この標本は2体が載っているマルチプレートで、母岩割れもありません。頭部には長い頬棘に加え、中央からも長い棘の痕跡、胸部には3本の軸棘が明確に観察できます。また一部は黄鉄鉱化しており、その輝きも標本の迫力を増しています。 | ||
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Triarthrus beckii | |
| トリアルツルス ベッキイ | ||
| 【TRT-003】 | ||
| オルドビス紀中期 | ||
| Denley Formation, Trenton Group | ||
| Herkimer, New York | ||
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USA | |
| 本体 : | 縦2.7cm x 幅1.4cm | |
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母岩 : | 14cm x 12cm |
| 価格 : | ￥9,143 (税込￥9,600) | |
| 特記 : | この種としては珍しい産地からの、大きい個体で、母岩割れもなく美しい保存状態の標本です。 | |
| 特に、胸部中央には小さな棘が生えていたと思われる出っ張りが観察でき、この種は長い派手な棘を持たないものの、大変興味深い種類です。 | ||
