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Kochina / コキナ

Kochina (コキナ)は、Ptychopariida (プティコパリア目)、Ptychopariina (プティコパリア亜目)、Ptychoparioidea (プティコパリア超科)、Ptychopariidae (プティコパリア科)に属します。この科にはEokochaspis (エオコカピス)、Piochaspis (ピオカスピス)などがこの科の種類です。全体としては同超科のElrathia (エルラシア)の特徴を持ち合わせているものの、20以上の体節を持つ種類がいるように、胸部が極端に長いことが最大の特徴です。

Kochina (コキナ)は、北米のカンブリア中期の地層から産出し、米ユタ州Spence ShaleからのK.vestina (K.ヴェスティナ)がその代表種ですが、その他にも同州Langston Formation、米ネバダ州Pioche Shale、カナディアンロッキー中のPika Formationなどから、同属のものと考えられるものの産出が報告されています。

Kochina sp.
コキナの一種
【KOC-001】
カンブリア紀中期
Marjum Formation
House Range, Utah
詳細写真 USA
本体 : 縦1cm
SOLD 母岩 : 7.5cm x 11cm
価格 : ¥31,400 (税込¥34,540)
特記 : "コキナの一種"ながら、実際には属も同定されていない、未記載の可能性がある種類です。
欠け等が一切ない完全体標本です。サンドブラスターにより丁寧に剖出されています。採掘者によれば、このような三葉虫はこの層から産出した記録がなく、長年現地で採掘を続ける他のエキスパート達に問い合わせても不明とのことです。ユタ州の一部の地域からのコキナに近いとの指摘があるそうです。