Heliopyge / ヘリオピゲ
Heliopyge (ヘリオピゲ)は、Phacopida (ファコプス目)の中のAcastoidea (アカストイド超科)、Acastidae (アカストイド科)に属します。Erbenochile, Hollardops, Morocconites, Psychopyge, Walliseropsなど、モロッコ産デボン紀三葉虫の代表的な多くの種類と同じ仲間です。このHeliopyge (ヘリオピゲ)は、一見したところは、同じ科であるMetacanthina (メタカンシナ)やSaharops (サハロプス)などと似ており、それほど派手な印象がない種類ですが、実際は産出量が少ない上に状態が悪いものが多いため、市場で良いものを得ることは予想外に難しくなっています。
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Heliopyge sp. | |
| ヘリオピゲの一種 | ||
| 【HEL-001】 | ||
| デボン紀中期 | ||
| Boulachghal Mountain | ||
| Taouz Area | ||
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Morocco | |
| 本体 : | 背周り7.5cm x 幅4.3cm | |
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母岩 : | 8cm x 10cm |
| 価格 : | ￥24,400 (税込￥26,352) | |
| 特記 : | 現地の工房で仕上げられた、この種類としては上位品質の標本です。 | |
| 母岩割れはありません。胸部中央前方および尾板左付近には、表面の擦れを隠す程度の補填がありますが、補填と言うような補填は全体に渡ってありません。両眼の複眼もかなり状態が良いことから、保存状態の良いものを現地工房で丁寧に仕上げられたことが分かります。このクラスの品質のものでさえ、実はなかなか手に入れることができない種類の、良質標本です。 | ||
