Protodipleurosoma / プロトディプレウロソマ
Protodipleurosoma (プロトディプレウロソマ)は、平らなディスク状で、中心部とその周りの部分に分かれています。同様の形態のAspidella (アスピデラ)やEdiacaria (エディアカリア)などと同一とする説もありますが、学術的にもまだ定まっていません。他のディスク状の生物と同じく、最近は浮遊するクラゲよりも、サンゴやイソギンチャクのようなポリープ状の生物が岩に固着している部分/holdfastとする見方が多くなっています。
ロシア・白海周辺からは、P.rugulosum (P.ルグロスム)が知られています。1.5cmから8cmほどの大きさで、同様の姿を持つオーストラリアからのP.wardi (P.ワルディ)などに比べて、何重もの広いリングで囲まれているのが特徴です。同様のものはウクライナからも産出します。