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Dickinsonia / ディッキンソニア

左右対称で非常に細かい筋のような構造を持っており、エディアカラ生物群の中でも最も有名なものの一つがこのDickinsonia (ディッキンソニア)です。その左右の対称性からゴカイの仲間、あるいはサンゴ/イソギンチャクなど仲間とも言われています。

Dickinsonia (ディッキンソニア)には、報告されているものだけで10種類ほどあり、最も産出量の多い円形のDickinsonia costata (ディッキンソニア コスタータ)やDickinsonia minima (ディッキンソニア ミニマ)の他にも、長細いDickinsonia tenuis (ディッキンソニア テヌイス)、葉状構造のDickinsonia lissa (ディッキンソニア リッサ)などがいます。

Dickinsonia costata
ディッキンソニア コスタータ
【VDK-016】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Summer Coast, White Sea
Archangelsk region
詳細写真 Russia
本体 : 縦1.2cm x 幅1.0cm
SOLD 母岩 : 9cm x 8cm
価格 : ￥34,200 (税込￥36,939)
特記 : こちらは太く粗い線を持つ方の種類ですが、通常と異なる見かけをしています。
写真のように、2個体以上が集まっているようにも見えますし、1個体が複数個体に分裂しているようにも見えます。全く別の種類の生物である可能性等も含めて、通常ではあまり見ることのできない姿をしており、いろいろな想像力をかき立てる標本です。
Dickinsonia minima & Parvancorina sagitta
ディッキンソニア ミニマ & パルヴァンコリナ サギッタ
【VDK-023】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Verkhovka Formation
Karakhta Creek, Summer Coast
詳細写真 Arkhangelsk region, Russia
本体 : 縦1.4cm x 幅1.2cm
SOLD 母岩 : 18cm x 21cm
価格 : ￥68,800 (税込￥74,304)
特記 : 微細な線を持つディッキンソニアに加え、パルヴァンコリナも載っているプレートです。
ディッキンソニアは1.4cmと、十分な大きさがあります。保存状態も良好であり、この大きさがあれば内部の細かな線も肉眼で観察できます。パルヴァンコリナは0.6cmとやや小さめながら、写真のようにその存在は母岩上で目立っています。特にこの種類は最も多産するものとは異なっており、その点でも珍しいものです。加えて母岩には、エディアカラ生物群特有のヘソ状のものなど、他の生物や痕跡も複数見られます。複数のエディアカラ生物が同時に観察できる良質なプレートです。
Dickinsonia minima
ディッキンソニア ミニマ
【VDK-022】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Summer Coast, White Sea
Archangelsk region
詳細写真 Russia
本体 : 縦1.7cm x 幅1.3cm
SOLD 母岩 : 18cm x 21cm
価格 : ￥63,400 (税込￥68,472)
特記 : 微細な線が内部にびっしりと保存された、美しい十分な大きさの個体です。
1.7cmの大きさのため、肉眼でもしっかりと観察できます。また母岩にはエディアカラ生物群特有のヘソ状のものなど、他の生物や痕跡も複数見られます。人気の微細なディッキンソニアの、大きめ個体で大変保存状態が良い標本です。
Dickinsonia costata
ディッキンソニア コスタータ
【VDK-021】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Verkhovka Formation
Solza River, Summer Coast, White Sea
詳細写真 Archangelsk region, Russia
本体 : 縦1.5cm x 幅1.4cm
SOLD 母岩 : 10cm x 8cm
価格 : ￥34,800 (税込￥37,584)
特記 : 太い線を持つ方の種類の、十分な大きさの美しい標本です。
1.5cmの大きさのため、肉眼でも細部まで観察できます。保存状態も良く、形も整っている良質な個体です。
Dickinsonia costata
ディッキンソニア コスタータ
【VDK-019】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Verkhovka formation
Solza River, Summer Coast
詳細写真 Archangelsk region, Russia
本体 : 縦6.3cm x 幅5.5cm
SOLD 母岩 : 16cm x 12cm
価格 : ￥146,700 (税込￥158,436)
特記 : 6cm以上という見事な大きさの完全体標本です。
この大きさですので母岩割れによる補修は仕方のないところですが、拡大写真の通りに本体への影響は最小限に抑えられています。最近は市場にある程度数が出てきたためか、以前に比べ若干価格が下がってきている傾向があり、この大きさのものにしてはお手頃感がある価格となっています。しかしこのところの円安傾向、そしてもちろんこの大きさの完全体を採取することの困難さは変わりありませんので、ご希望の方はこのタイミングにご検討されるのも良いのではないかと思っております。
Dickinsonia lissa
ディッキンソニア リッサ
【VDK-018】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Yorga formation
Erga creek, Winter Coast, White Sea
詳細写真 Archangelsk region, Russia
本体 : 縦8cm x 幅2cm
SOLD 母岩 : 31.5cm x 20cm
価格 : ￥261,000 (税込￥281,880)
特記 : こちらはエディアカラ生物群の中でも最も特徴的な葉状構造をしている、ディッキンソニアの希少種です。
大きさも8cmと十分なサイズがあり、細かい線模様も全体に渡って保存されています。この葉状タイプのディッキンソニアは産出量が非常に少ないため、良質で十分なサイズの完全体は市場にはなかなか出てきませんが、今回は海外の化石ショーの直前に確保することができましたため、ここに自信を持って提供させて頂きます。
Dickinsonia tenuis
ディッキンソニア テヌイス
【VDK-017】
先カンブリア時代/ヴェンド紀
Verkhovka formation
Karakhta creek, Summer Coast, White Sea
詳細写真 Archangelsk region, Russia
本体 : 縦1.6cm x 幅0.9cm
SOLD 母岩 : 19cm x 14cm
価格 : ￥53,700 (税込￥57,996)
特記 : 長細い楕円形タイプのディッキンソニアです。
肉眼でも細かい線模様が観察できる大きさです。この種類は円形のものに比べて産出量が少ないため、あまり市場に出回らない種類ですが、この標本は保存状態が良好なものです。