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Struveaspis / ストゥルヴェアシプス, ストゥルベアスピス

Struveaspis (ストゥルヴェアシプス)は、Phacopida (ファコプス目)の中のPhacopina (ファコプス亜目)、Phacopoidea (ファコプス超科)、Phacopoidae (ファコプス科)に属し、Phacops (ファコプス)やReedops (リードプス)が同じ仲間です。ファコプス目は発達した複眼が最大の特徴でこのStruveaspis (ストゥルヴェアシプス)もその特徴を兼ね備えていますが、モロッコからの個体はその形状や個々のレンズの数がこの属の基準であるドイツのデボン紀 (Eifelian/アイフェリアン)からの個体と大きく異なり、またサイズ面からも2cm程度のものから6-7cmほどのものまで非常に幅広いため、今後新たな種としての記載が待たれています。

Struveaspis sp.
ストゥルヴェアシプスの一種
【SVS-004】
デボン紀前期
El Jorf area
Atlas Mountain region
詳細写真 Morocco
本体 : 縦2.2cm x 幅1.1cm
SOLD 母岩 : 5.5cm x 6.5cm
価格 : ¥28,400 (税込¥31,240)
特記 : ハミー氏からの標本です。
彼からの標本ですので、母岩接着以外の補填や着色等は一切ありません。Jorf産ですが、通常の赤っぽい層からではなく黄色い層からの珍しいものです。ストゥルヴェアシプスは複眼のレンズの数や大きさの違いにより様々なタイプがありますが、この個体はレンズの数が10個ほどしかないタイプです。細かい違いを網羅されたい熱心なコレクターの方には特にお薦めです。