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Ornamentaspis / オルナメンタスピス

Ornamentaspis (オルナメンタスピス)は、Ptychopariida (プティコパリア目)の中のPtychopariina (プティコパリア亜目)、Ellipsocephalidae (エリプソセファルス科)に属します。この科の種類は最も初期の三葉虫の一つで、眼もほとんど目立たず、装飾的な突起や棘はほとんどの種類でほぼなく、非常に単純な体を持つことが特徴です。チェコ・ボヘミアのカンブリア紀の地層から群をなした状態で産出するEllipsocephalus (エリプソセファルス)が最も有名です。

ここモロッコのカンブリア紀においても、このEllipsocephalidae (エリプソセファルス科)に属する種類は多く産出し、Myopsolenus (ミオプソレヌス)、Kingaspis (キンガスピス)やProtolenus (プロトレヌス)などがその代表です。

Ornamentaspis sp.
オルナメンタスピス
【ORT-002】
カンブリア紀中期
Toughacht
Atlas Mountain
詳細写真 Morocco
本体 : 縦2.5cm (完体のもの)
SOLD 母岩 : 10cm x 8cm
価格 : ¥9,300 (税込¥10,230)
特記 : ポジネガ(凹凸型)セットです。
中央のものは完全体の個体、両頬棘もしっかり保存されています。それ以外にも何体か確認でき、チェコ産のエリプソセファルスのように群生していた可能性を見いだせる興味深い標本です。