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Cooksonia クックソニア (ポーランド産)

Cooksonia (クックソニア)は、最古の陸上植物として知られ、古生代シルル紀中期からデボン紀前期の北半球各地の地層から見つかっています。数cm程度の単純な姿をした小さな植物で根も葉も持たず、二叉分岐した軸のその先端に円盤状や腎臓形の胞子嚢を付けます。現在のところ、維管束と呼べるような組織を持つものから議論が分かれるものまでいくつかの形態が存在し、分類にはさらなる研究を待つ必要がありそうです。

ポーランド中南部キェルツェ近くのŚwiętokrzyskie山脈は、ヨーロッパでも有数の非常に古い山脈です。この山脈のシルル紀後期の地層からは、クックソニアまたはそれに似た形態の植物化石が近年報告されています。これまで記載されているクックソニアと同様に、数ミリから1-2cm程度の枝分かれした軸、稀にその先端に腎臓形の胞子嚢を持つものが報告されています。

Cooksonia sp.
クックソニアの一種
【CKP-024】
シルル紀後期
Ludlowian/Pridolian
Nowa Słupia, Kielce region
詳細写真 Poland
本体 : 縦1.0cm (直線測定)
母岩 : 3.5cm x 2.5cm
価格 : ¥7,800 (税込¥8,580)
特記 : 特徴的な二叉が分かる良質な標本です。
この産地からの典型的なサイズの個体です。肉眼でもはっきりと観察できます。母岩には他にもいろいろな破片も観察できる興味深い標本です。
Cooksonia sp.
クックソニアの一種
【CKP-027】
シルル紀後期
Ludlowian/Pridolian
Nowa Słupia, Kielce region
詳細写真 Poland
本体 : 縦0.6cm (直線測定)
母岩 : 5.5cm x 3cm
価格 : ¥28,400 (税込¥31,240)
特記 : 特徴的な二叉が分かる良質な標本です。
この産地からの典型的なサイズの個体です。少し小さめの個体ですが十分観察できます。母岩には胞子嚢と思われる円形のものも複数の他、茎などの部位の破片もまだまだ多数観察でき、想像以上に繁っていた当時の様子をそのまま切り取ったかのような非常に興味深い標本となっています。
Cooksonia sp.
クックソニアの一種
【CKP-030】
シルル紀後期
Ludlowian/Pridolian
Nowa Słupia, Kielce region
詳細写真 Poland
本体 : 縦 Y字:1.1cm & 1.7cm (直線測定)
母岩 : 2cm x 3cm
価格 : ¥12,300 (税込¥13,530)
特記 : 特徴的な二叉が分かる良質な標本です。
この産地からの典型的なサイズの個体です。肉眼でもはっきりと観察できます。Y字のものと長い茎だけのものに加え、さらに分かれた小さなものや裏面には胞子嚢らしき円形のものなども観察できる興味深いプレートとなっています。
Cooksonia sp.
クックソニアの一種
【CKP-031】
シルル紀後期
Ludlowian/Pridolian
Nowa Słupia, Kielce region
詳細写真 Poland
本体 : 縦0.7cm (直線測定)
母岩 : 2.5cm x 4.5cm
価格 : ¥7,800 (税込¥8,580)
特記 : 特徴的な二叉が分かる良質な標本です。
この産地からの典型的なサイズの個体です。少し小さめの個体ですが十分観察できます。母岩には他にも何か観察できます。