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Asaphus kowalewskii / アサフス コワレウスキイ (コワレスキー)

ロシア産オルドビス紀三葉虫の最も代表的な属であるAsaphus (アサフス)の中で、最も広く認知されている種類は、やはりこのAsaphus kowalewskii (アサフス コワレウスキイ)ではないでしょうか。このカタツムリか潜望鏡のような長い眼は、多くの堆積物がたまった海底から視界を確保するために発達したと考えられています。ロシア・オルドビス紀の地層からは、Asaphus (アサフス)だけでもたくさん種類が産出しますが、その種を年代の古い順に追っていきますと、ある系統のものはこのように眼の軸の長さがだんだん長く進化しているそうです。

※ Neoasaphus kowalewskii (ネオアサフス コワレウスキイ)という名前で市場に出ていることもありますが、学術的にもAsaphus kowalewskii (アサフス コワレウスキイ)と全く同等のものです。

Asaphus kowalewskii
アサフス コワレウスキイ
【AKW-081】
オルドビス紀中期
Asery Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦5.3cm x 幅3.2cm
母岩 : 7.5cm x 7cm
価格 : ¥28,300 (税込¥31,130)
特記 : 小さめ個体がまっすぐに伸びた姿勢、2025年の新作標本です。
縦に母岩割れはあるもののうまく処理されており、本体にほぼ影響はありません。補修も両眼根元付近に若干ある程度で、全体を通してもそれ以外には見当たりません。地中での圧縮や変形扁平などもなく、小さい個体ながらもきれいにまっすぐに伸びた見本のような標本です。
Asaphus kowalewskii
アサフス コワレウスキイ
【AKW-082】
オルドビス紀中期
Asery Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 幅3.8cm
SOLD 母岩 : 5.5cm x 5.5cm
価格 : ¥32,400 (税込¥35,640)
特記 : 中型個体がよじ登ったかの姿勢、2025年の新作標本です。
母岩割れはありません。補修も眼軸の接着に伴うもの程度しかないかというほど全体を通して補修はありません。地中での圧縮や変形扁平もほとんど感じません。表面の色つやも美しく、これぞロシア三葉虫の魅力の一つという感じです。今にも動き出しそうな雰囲気も良いですね。
Asaphus kowalewskii
アサフス コワレウスキイ
【AKW-083】
オルドビス紀中期
Asery Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 幅4.0cm
SOLD 母岩 : 6cm x 7cm
価格 : ¥32,400 (税込¥35,640)
特記 : 中型個体が少し頭をもたげた姿勢、2025年の新作標本です。
後方にいくつかに母岩割れがありますが上手く処理されており、補修が少し分かるのは尾板の左上くらいではないでしょうか。頭部が少し押された印象はありますが、左右の扁平などの変形はほぼ感じず、長く伸びた眼がさらに全体を盛り上げてくれますね。
Asaphus kowalewskii
アサフス コワレウスキイ
【AKW-084】
オルドビス紀中期
Asery Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦6.1cm x 幅3.9cm
SOLD 母岩 : 8cm x 7cm
価格 : ¥32,400 (税込¥35,640)
特記 : 中型個体がまっすぐに伸びた姿勢、2025年の新作標本です。
右上から左下にかけて母岩割れがあり、その周辺に少し補填があります。頭部にも眼の下から中央部にかけて所々補填があります。ただ、圧縮や変形扁平などはなく、中型個体でここまできれいにまっすぐに伸びているものは、やはり平らなものを収集されている方を中心に目を見張るものがあるのではないでしょうか。表面が若干荒れ気味ですが、この辺は産出場所/層の違いなのか、その代わりに茶色の濃さがあり存在感があります。