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Asaphus bottnicus /アサフス ボトニクス

ロシア産三葉虫の代表種であるAsaphus (アサフス)は分かっているだけで20種類以上もいます。Asaphus bottnicus (アサフス ボトニクス)は、それら多くの他のAsaphus (アサフス)に比べて一段新しいLasnamagi Levelという地層から産出する、多くのAsaphus (アサフス)の子孫にあたる種類です。体の特徴から、Asaphus cornutus (コルヌトゥス)の系統の子孫と考えられていますが、大型傾向のあるA.cornutus (コルヌトゥス)に比べて一回りも二回りも小さな5cm程度の個体が多く、眼軸もほとんど発達していないため、多くのAsaphus (アサフス)と比べても地味で小さな印象のある種類かもしれません。

Asaphus bottnicus
アサフス ボトニクス
【ABT-011】
オルドビス紀中期
Lasnamagi Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦5.4cm x 幅3.3cm
母岩 : 8.5cm x 6cm
価格 : ¥31,200 (税込¥34,320)
特記 : この種平均的サイズの真っすぐ伸びた個体、2024-25年の新作標本です。
母岩割れはありません。補填が主に両眼間に若干ありますがそれ以外はほぼないため全体としてはまだまだ上位クラスの品質です。実際表面には細かいしわや斑点の模様が至るところに見られます。変形も最小レベルです。典型的な標準個体の真っすぐに伸びた美しい標本です。
Asaphus bottnicus
アサフス ボトニクス
【ABT-007】
オルドビス紀中期
Lasnamagi Level
Volkhov River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 共に6.3cm(直線測定) x 幅4cm
母岩 : 14cm x 10cm
価格 : ¥37,400 (税込¥41,140)
特記 : この種にしては大きな個体が2体ついた大変珍しいプレートです。
上の個体は頭部を中心に補填量が通常より多め(全体の10%程度)のため、この価格でのご提供となります。但しクリーニング自体は丁寧にされており、拡大写真の通りに補填がない部分には細かいしわのような模様が全身にわたって観察できます。下の個体には補填はありません。この6cmという大きさはこの珍しいアサフスの種類としては最大クラスであり、それが2体同時に観察できることは貴重です。