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Valdaites / ヴァルダイテス, バルダイテス, ヴァルデイテス

良質で大きめの個体が産出し大変人気の高いロシア産オルドビス紀三葉虫の中ですが、その中で最も多く産出するorder (目/もく) は、Asaphida (アサフス目)です。もちろんこの産地においてこのorder (目/もく)の最大の種類はAsaphus (アサフス)ですが、当然のことながらこれ以外のAsaphida (アサフス目)も多数産出し、このValdaites (ヴァルダイテス)も、Asaphus (アサフス)と同じAsaphida (アサフス目)の仲間です。

この地域の三葉虫が本格的に研究された当初の19世紀には、Asaphus (アサフス)以外の多くのAsaphida (アサフス目)はPtychopyge (プチコピゲ)の属名で記載されており、このValdaites (ヴァルダイテス)も同様でした。その後の研究により、このValdaites (ヴァルダイテス)はPseudoasaphus (シュードアサフス)の一種とされた後、近年この新しい属名である"Valdaites (ヴァルダイテス)"が提唱されました。現在Valdaites (ヴァルダイテス)には、V.aciculatus (アキクラトゥス)、V.limatus (リマトゥス)、V.krestcyensis (クレスチェンシス) の3種が記載されています。市場に出回っている大半の種類であるlimatus (リマトゥス)は、尾板の先端に凹状の切れ込みがあることが最大の特徴です。

Valdaites limatus
ヴァルダイテス リマトゥス
【VAL-008】
オルドビス紀中期
Asery Level
Vilpovitsy Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 縦6.7cm(直線測定) x 幅4.0cm
SOLD 母岩 : 11cm x 7.5cm
価格 : ¥67,400 (税込¥74,140)
特記 : 平均サイズかそれ以上というしっかりしたサイズの真っすぐ伸びた個体、2025-26年の新作標本です。
右上から左下へ母岩割れがあります。ただ樹脂による補填補修は全体を通してかなり限定的で、実際に表面には細かいしわ模様も観察できるレベルです。左右のゆがみもほぼなく、久しぶりに産出した種類としては状態はかなり良好です。