トップページ > 販売リスト > ロシア産三葉虫 > Panderia (パンデリア)

Panderia / パンデリア

Panderia (パンデリア)も、Illaenus (イレヌス)やDysplanus (ディスプラヌス)と同様にCorynexochida (コリネクソカス目)の中のIllaenina (イレヌス亜目)に属しています。Illaenus (イレヌス)と同様の姿のため、かつては学術的にもIllaenus (イレヌス)の一種として分類されていました。しかしながら、胸部の節の数がIllaenus (イレヌス)が10節、Dysplanus (ディスプラヌス)は9節に対し、Panderia (パンデリア)は8節のため、現在はPanderia (パンデリア)という属名に分類されています。最新の研究ではイレヌスの仲間と見るよりもAsaphida (アサフス目)に分類すべきという見方もあるほど、小さい姿ながら話題が尽きない種類です。産出量が少ないために、この大きさの割には高い価格が付いている種類です。現在のところ、Panderia triquetra (パンデリア トリケトラ)が唯一の種類です。

Panderia triquetra
パンデリア トリケトラ
【PND-006】
オルドビス紀中期
Asery Level
Lamoshka River
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 幅1.4cm
SOLD 母岩 : 5.5cm x 6.5cm
価格 : ¥44,200 (税込¥48,620)
特記 : ちょうど平均サイズ個体が真っ直ぐに伸びている良質標本です。
頭部中央に1mmにも満たない補填があるのみ、間違いなくこの種類のトップクラスの標本です。最大の特徴である節の数8つもしっかり見え、その端はこんなに小さな種類にも関わらず浮かされて剖出されています。この種類の決定版的標本として自信を持ってお薦め致します。
Panderia triquetra
パンデリア トリケトラ
【PND-004】
オルドビス紀中期
Asery Level
Gostilitsy Quarry
詳細写真 St.Petersburg region, Russia
本体 : 幅2cm
SOLD 母岩 : -
価格 : ¥22,300 (税込¥24,530)
特記 : 頭部先と尾板最後尾をぴったりくっつけた完全防御姿勢の標本です。
胸部左後方端に若干の補填、および頭部前方表面にもわずかに埋めがありますが、全体からみるとそれはほんのわずかな量です。幅が2cmとこの種としては大きな個体であり、また丁寧な剖出によって小さな種類ながらも肉眼ではっきりと細部を観察することができます。