Diagoniella / ディアゴニエラ
Diagoniella (ディアゴニエラ)は、カナダのバージェス頁岩から多数見つかった海綿としてよく知られている種類で、海綿動物門 (Porifera/sponge)の中の六放海綿綱 (Hexactinellida)に属しています。六放海綿綱はガラス海綿と呼ばれ、珪質の骨格や骨針から構成されていますが、Diagoniella (ディアゴニエラ)はその初期の原始的な仲間であったため、麻袋のようなシンプルな構造をした比較的もろい海綿だったと考えられています。
 |
Diagoniella hindei | |
| ディアゴニエラ ヒンデイ | ||
| 【DGN-001】 | ||
| カンブリア紀中期 | ||
| Marjum Formation | ||
| House Range, Utah | ||
 |
USA | |
| 本体 : | 最大2.5cm | |
| 母岩 : | 9cm x 8.5cm | |
| 価格 : | ￥18,400 (税込￥20,240) | |
| 特記 : | いくつもの個体が確認できるプレートです。 | |
| 母岩割れはありません。バージェス頁岩から出るのと同じ種類のようです。1-2cmほどの個体が少なくとも5体はありそうです。表面をよく観察するとこの六放海綿綱の特徴である骨針の模様のようなものも確認できます。2mmほどながらアグノストゥスの姿も見えますので、三葉虫がこのような海綿と一緒に棲んでいたことも分かる興味深いプレートとなっています。 | ||
