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Bergamia / ベルガミア

Bergamia (ベルガミア)は、Asaphida (アサフス目)のTrinucleioidea (トリヌクレウス超科)、Trinucleidae (トリヌクレウス科)に属します。この超科に属する仲間は、Ampyx (アンピクス)やLonchodomas (ロンコドマス)、さらにこの同じ科に属するものとしては、イギリス産のTretaspis (トレタスピス), Cryptolithus (クリプトリサス)やLloydolithus (ロイドリサス)、モロッコ産のOnnia (オンニア)などがいます。これらはどれも非常に特徴的なつくりを持っており、長い頬棘、頭部比べて短い胴体、この科のもの多くは頭部縁にドットのような美しい模様も持っています。

Bergamia whittardi
ベルガミア ウィッタルディ
【BRG-002】
オルドビス紀中期
Llanvirn Series, Llandelian Stage, Llanfawr Mudstone Fm
Builth Inlier
詳細写真 Wales, United Kingdom (イギリス)
本体 : 縦0.8cm x 幅1.2cm
SOLD 母岩 : 5cm x 7cm
価格 : ¥3,429 (税込¥3,600)
特記 : 典型的なイギリス産トリヌクレウス科三葉虫の標本です。
若干小さめの個体ながら、全体が保存されている良質な個体です。長い頬棘は先端付近が明確に確認できないものの、両頬棘ともほとんど保存されていますし、特徴的な前頭部縁のドット模様もしっかり観察できます。
Bergamia prima
ベルガミア プリマ
【BRG-003】
オルドビス紀中期
Llanvirn Series, Murchisoni Biozone
Rorrington, Shropshire
詳細写真 England, United Kingdom (イギリス)
本体 : 縦0.8cm x 幅0.8cm
SOLD 母岩 : 4.5cm x 4.5cm
価格 : ¥1,524 (税込¥1,600)
特記 : こちらは比較的入手が容易な有名産地からの、イギリス産トリヌクレウス科三葉虫の標本です。
非常に立体的に全体が残されている美しい標本ながら、左後方が欠けてしまっていることが大変残念です。しかしこの科の種類の特徴である頭部前縁の模様も左側で明確に観察できますし、右側は尾板まで観察できるため、元々完全体の個体であったことは間違いありません。